牛肉のしぐれ煮
今日は、『牛のしぐれ煮』を紹介します。
甘辛の味で、ごはんにぴったりです。
もちろんお弁当にもね!
<材 料>
・牛スライス 300g
・しょうが 1~2かけ
・酒 50cc
・しょうゆ 30cc
・砂糖 小さじ2
・みりん 大さじ1
<作り方>
- しょうがを、できる限り細いせん切りにする。
- 1をしばらく水にさらしてから、水をきっておく。
- フライパンに酒をいれ、煮立たせる。
- 3に適当な大きさに切った牛肉と、しょうがのせん切りの半量を加える。
- しょうゆ、砂糖、みりんを加える。
- 牛肉に火が通ったら、いったん取り出す。
- 煮汁を半分くらいまで煮詰める。
- 牛肉を戻して、煮汁によくからめる。
- 残りのしょうがのせん切りをちらす。
- 器にもりつけ、お好みで白髪ねぎ、紅ショウガなどをそえる。
牛肉のスライスの作り方
モントリオールでは、通常牛肉はブロックか、ミンチの状態で売られています。
たまに『チャイニーズホンデュ用』というモモ肉のようなスライスがありますが、
すき焼きとか、しゃぶしゃぶとか、牛丼とか、日本的な使い方には
向いてなさそうに見えます。
気合いの入ったお肉屋さんでは、お願いすることもできるようですが、
そんないいお肉屋さんがあちこちにあるわけでもないので、
食べたいとなったら結局のところ、自分で作ることになります。
というわけで、牛肉のスライスの仕方を紹介します。
<牛肉のスライスの仕方>
- ブロック肉の表面をきれいにそうじする。(写真1)
- ラップでぴっちりと包み、形を整える。
- 冷凍庫で半分くらい凍らせる。
- スライサーで、2㎜前後の厚さにスライスする。(写真2)
- ラップをひろげ、スライス肉をのせ、最後にもう1枚のラップではさむ。(写真3)
(写真1)
(写真2)
(写真3)
冷蔵の柔らかい状態では、スライスできません。
かといって、カチカチでもスライスできません。
また冷凍と解凍を繰り返すのも、肉のおいしさを損ねるので、避けましょう。
(写真3)のラップではさんでいるのは、空気に触れて酸化が進むのを
防いだり、きれいな形で扱いやすくするためです。
ちょっと高級感もでる気もしますね(笑)
厚さは、だいたい2ミリ前後。
部位によって固さ、柔らかさ加減も違うし、
調理法によってもちょうどいい厚さが違います。
ということで、ポイントをまとめると、
- 解凍ものでない生の肉ブロック肉を使うこと
- 完全に凍らせずに凍りかけの状態のものをスライスすること
- スライスの厚さは、2ミリ前後!
日本なら、こんな手間は必要ないのですが、海外組はそうもいきません。
おいしい和食を食べるためには、ここはひとつ、頑張りましょう!
今日のさくらっち
WASHOKU クイズ
<問題10>
牛肉のしぐれ煮や、あさりのしぐれ煮など、しぐれ煮にも色々ありますが、
その『しぐれ煮』とは、一体どういう料理のことを指すでしょう?
A) しょうが入りの佃煮全般
B) しょうゆで煮詰めたもの
C) しぐれ煮という料理が流行ったので同じ名前をつけた料理がたくさんある
※不正解は、ランキングに飛んじゃいます。気をつけてね!
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