たこの酢のもの
今日は『たこの酢の物』を紹介します。
ウェストアイランドにある中東系スーパー『ADONIS』には、
解凍たこ(生)がある時があります。
今回は、そのたこを茹でて、酢の物にしました。
たこの酢の物
<材 料>
・ゆでだこの足 2本分
・きゅうり(English cucumber)2分の1
・乾燥わかめ 5g
・しょうが 少々
― あわせ酢 ―
・かつお昆布だし 100cc
・しょうゆ 40c
・酢 40cc
・砂糖 大さじ1
<作り方>
- 合わせ酢の材料をすべて鍋に入れ、一煮たちさせ、追いがつおする。
- 1を漉し、冷蔵庫で冷やしておく。
- たこは、一口大のブツ切りにする。
- きゅうり(イングリッシュキューカンバー)は、
種の部分を取り除いてから薄切りにし、塩水につけて、水を切っておく。 - 乾燥わかめを水で戻し、キッチンペーパーにのせ、水気を切っておく。
- しょうがをせん切りにし、水にさらしておく。
- 冷やした合わせ酢に、たこ、きゅうり、わかめをくぐらせ、
器に盛り付ける。 - 水を切ったしょうがの千切りを添えて、いただく。
本日の特選素材 たこ
その昔、外国では『たこ』を食べないという話をきいたことがありました。
以来、『たこ』を食べるのは日本人くらいで、
当然カナダには『たこ』がないものだと思っていました。
しかし!あったんですね。
ダウンタウンにあるとか、冷凍のたこがチャイニーズ系のスーパーにあるとか、
話に聞いてはいたものの、なかなか手に入れる機会がなかったのです。
が、今年ウェストアイランドにオープンした中東系スーパー『ADONIS』で、
ようやく解凍の生だこをちょくちょく手に入れられるようになりました。
たこの種類や、どこでとれたのかなど、詳しい情報はわかりませんが、
とりあえず、解凍の生だこだということは判明。
さっそく茹でて、酢のものや、たこぶつで、いただいちゃいましょう。
<生だこの下ゆで>
- たこを塩でもみ洗いする。(写真1)
- 水で洗い流し、粗くおろした大根をもみこみ、しばらく置く。(写真2)
- お茶と塩を入れたお湯で10分前後ゆでる。(写真3)
- 氷水にとって冷やす。(写真4)
(写真1)
(写真2)
(写真3)
(写真4)
まず、(写真1)の塩でもみあらいするところ。
カナダで売られているたこは、内臓やくちばしもとってあるし、
かなりきれいになっています。が、やっぱり丁寧にあらっておきましょう。
どういうわけか、だんだん泡立ってきます。
面白いので、ぜひやってみてほしいです(笑)
次の(写真2)では、大根おろしを使っています。
大根の成分が、たこの繊維をやわらかくしてくれるそうです。
大根でたたく、という方法も耳にしますが、
音が大きくて、子供や犬がびっくりするので、ご注意を!
(写真3)のお茶ですが、この時はティーバック3つ使いました。
日本の玉露を使ったことがありますが、ゆでたこには、
あんまりいいお茶でなくてもよさそうです。
小ぶりのたこで、10分くらいゆでます。
日本のお寿司用のたことは、処理のされ方や流通も違うので、
レアな感じは、おすすめしません。
ゆですぎは、カチカチになるので、ぎりぎりを見極めましょう。
酢の物もいいですが、実はわさびじょうゆでいただく『たこぶつ』が大好きです。
ゆでて切るだけだしね(笑)
今日のさくらっち
WASHOKU クイズ
<問題8>
タコについての説明として、間違っているのは、次のどれ?
A) サメを食べるタコがいる。
B) ヒトを殺す毒が持つタコがいる。
C) 世界中のタコの8割を日本人が食べている。
※不正解は、ランキングに飛んじゃいます。気をつけてね!
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